メガザイム7®

Megazyme 7®

   

投稿日:2022年3月16日/更新日:2024年1月17日


酵素の活性を高める特殊なミネラル配合を有した麹菌由来の酵素原料

強力かつ多様な消化酵素を保持

強酸/強アルカリの状況下でも酵素活性を発揮します。

酵素とは?

外部酵素と内部酵素

酵素には、体内に存在している「内部酵素(潜在酵素)」と、食べ物など外部から取り入れる「外部酵素(食物酵素)」の2種類があります。 そして体内に存在している「内部酵素(潜在酵素)」には、食べ物の消化・吸収で重要な役割を担う「消化酵素」と、糖や脂質など栄養素の代謝や細胞の再生、免疫力を上げて病気を予防など生命活動で重要な役割を担う「代謝酵素」の2種類があるといわれています。

食べれば食べるほど疲れる?

食事を摂らないで病気を治す”断食”というものがあります。人や動物は食べた物を消化することにかなりのエネルギーを消費します。そのため物を食べると免疫活動に割けるエネルギーが少なくなります。つまり、物を食べなければ消化活動をしませんのでエネルギーのほとんどを免疫活動に割くことが出来ます。断食はこのようなメカニズムで病気を治しているとされています。野生の動物は病気にかかったり、けがをしたりすると、ものを食べずにいるか、熱を出す、もしくはその両方、断食と発熱によって身体を治しているのです。これこそが”自然の治癒力”です。外部酵素を摂取することは、消化に費やすエネルギーを節約することにつながります。節約されたエネルギーは代謝や免疫活動に割かれるため、外部酵素を摂取することは、より代謝の高い健康な状態へカラダを導く手段であると言えるでしょう。

メガザイム7®の特徴

酵素を最大限に活かす独自の補酵素配合

すべての酵素はより良く活性化するためにビタミンやミネラルなど特定の補酵素が必要です。分解酵素は適切な補酵素と組み合わされたとき、酵素だけの状態より、速く良く分解力を発揮します。例えば、タンパク質を分解するプロテアーゼ酵素はアスコルビン酸カルシウムを組み合わせます。これにより、身体は消化の過程に多くのエネルギーを消費することなく、容易に消化・吸収を行うことが出来るのです。メガザイム7®では、確認されている7つの酵素をすべてを活性化するために必要なミネラルを特定し配合することで、より効果的に機能することを可能にしました。また、麹菌の生産に使われる副素材から配合されているミネラル成分に至るまですべての原料は自然由来で、その残余までも健康に有害とならない成分によって構成されています。

広いpHレベルで活性を保持

ブロメライン(パイナップル)とパパイン(パパイヤ)を代表する植物酵素はステーキ肉を柔らかくするように体外でタンパク質を分解することに適していますが、pH4以下の環境では非活性化されるか死滅してしまいます。食後の胃酸はpH5なので、これらの植物酵素は体内で消化を助けてくれません。動物酵素は通常豚の内臓を由来としたパンクレアチン、キモトリプシン、ペプシンなどがあります。これらは胃の下の部分と十二指腸のようなpHが酸性の環境でタンパク質と脂を消化することに優れています。しかし、消化前の胃の中心部や血液中(およそpH7.2)のようにpH5以上の環境では機能しません。メガザイム7®は、異なる2種のニホンコウジカビの変異DNA鎖を利用し、消化前から小腸を通り血液中に至る体内のすべてのpHレベルにおいて活性化された状態を保つことを可能にしました。一つが非常に低いpH(酸性の)環境で働き、もう一つが非常に高い(アルカリ性の)環境で働くことで、メガザイム7®はpH2.2からpH11までの広い範囲で活性化状態を保ちます。

分解実験

片栗粉を用いた炭水化物(糖質)の分解実験

お湯で溶いた片栗粉にメガザイム7®を加えてかき混ぜ、ドロドロの液体がサラサラの状態に変わっていく様子を観察。メガザイム7®が保持する糖質分解酵素(アミラーゼ)により、デンプンが分解されていく様子を目視できます。

ゼラチンを用いたタンパク質の分解実験

固まったゼリー(ゼラチン)にメガザイム7®を加えてかき混ぜ、固形のゼリーがサラサラの状態に変わっていく様子を観察。メガザイム7®が保持するタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)により、タンパク質が分解されていく様子を目視できます。

メガザイム7®で確認されている酵素活性

メガザイム7®では7種の酵素の活性が確認されており、そのうちの4種が糖質に関わる酵素であることから、炭水化物(糖質)の摂取が多い食生活を送る日本人に適した成分であると言えます。

 

 

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管理栄養士、博士(生物環境調節学) 千葉 大成

■監修

管理栄養士、博士(生物環境調節学)、専門は栄養生理学 千葉 大成

■人々の健康のために

 東京農業大学大学院博士課程修了後、国立健康栄養研究所、大学研究機関で、食と健康に関わる研究活動および教育活動に18年携わってきました。研究活動としては、機能性食品素材に着目した骨粗鬆症予防に関する研究を主に行ってきました。一方で、教育活動の傍ら、地域貢献セミナーや社会人教育にも携わってきました。
 そういった研究・教育活動から疾病をいかに予防するかを考えるようになりました。つまり、薬剤で“病気にフタ”をすることで病気を抑えることよりも生活習慣(食事、運動、サプリメント)で“病因を流す”ことによって疾病を予防していくことを積極的に働きかけていきたいと考えるようになりました。

■略 歴

2000年東京農業大学農学研究科博士後期課程修了後、2018年まで大学教育研究機関で主にフラボノイドによる骨代謝調節に関する研究に従事した。