Column
投稿日:2021年8月27日/更新日:2022年6月26日
メーカー事業において商品開発は一番やりがいのあるお仕事でもありますが、一番責任も伴う仕事でもあります。
特に「何を企画したら売れるのか?」という点については、企画担当者の永遠の悩みでしょう。
今回は、そんなお悩みを解決する「今企画するべき製品」についてお話します。
目次
新型コロナウイルス感染症の拡大によって、外出の機会が大きく制限されるようになり、自宅で過ごす時間が増えました。
それに伴い、運動量が減ったことによって体重増加が気になる方が増えたと言われています。
それによりダイエット製品が以前よりも販売数量が伸びていく可能性があり、今企画するべき商材の一つと言えます。
また、巣ごもりによって変わった事に動画コンテンツの拡充があります。
これにより、有名インストラクターの講座がYouTubeなどの無料動画配信サービスなどで視聴できるようになりました。そのため、自宅にいながら本格的なヨガの講座を体験したり、筋肉トレーニングによるダイエットプログラムを実施したりできるようになりました。
伴って、「脂肪燃焼」や「代謝up」などをメインコンセプトにおいた、運動と合わせたダイエット商材も注目されるようになっています。
今夏は東京オリンピックが開催されました。
これに伴って、コロナ禍でも人と接触せずに行えるランニングやジョギングなどを行う人が増えることが想像できます。
そうなると、紫外線対策などのケアが気になるようになります。
柑橘系のフラボノイドやグルタチオン、高吸収型ビタミンCなど肌に良い抗酸化物質を摂取できるサプリメントや、化粧品として「日焼け止め」や日焼け止めをオフするための「クレンジング」、その後のケアのための「化粧水・乳液」など、紫外線へのアフターケア製品をリリースしていくのも良いでしょう。
運動の機運が高まれば、様々なターゲットに対して企画を考えることができるようになります。
例えば、ジョギングやトレーニングなどを行う高い年齢層がターゲットあれば、グルコサミンやコンドロイチン、MSM、プロテオグリカン、Ⅱ型コラーゲンなどといった主要成分の関節ケア・ロコモ向けのサプリメントの開発はどうでしょうか?
また、ジムに通う若い男性などをターゲットとする場合はBCAAやHMB、βアラニンなど筋力増強や筋疲労にアプローチできるアミノ酸製品や、プロテイン製品なども企画すると良いかもしれません。
新型コロナウイルスの流行により、自身の健康に対しての意識が大きく変わってきました。
これは実際に、免疫商材の市場が伸びていることからも伺えます。
そして、私たちはまだまだ新型コロナウイルスと向き合っていかなければならない時期が続くのではないでしょうか。
そんな中で、「自分の免疫力を高めたい」という意識を持つ方は増えていくと考えられます。
こうした方々に向けて、免疫活性を上げる期待のできる、スーパーフードなどの素材を配合したサプリメントを企画するのもニーズに合っていて面白いですね。
在宅ワークやWeb会議の機会が増えたことや、外出の機会が大きく制限されるようになりスマートフォンやTV、パソコンなどを見る時間が圧倒的に増え、目の疲れや視力の低下を感じる人が増えているようです。
視力の低下は、QOLの低下に直接関わるため、深刻な悩みとして考える方が多いです。
そこで、アントシアニンを含有するブルーベリーエキスやルテイン・ゼアキサンチンなどを主要成分としたアイケア商材も注目されるようになっています。
また、マスク生活を送るようになり、メイクの機会が圧倒的に減っているという情報もありますが、Web会議などで画面を通して顔を見せなくてはいけない場面やどうしても外出しなくてはならない場合は、マスクで隠せないアイメイクに力を入れるようになったことから、アイメイク商材は伸びています。
これに付随して、目元美容液などのケア製品を開発していくのも消費者ニーズに沿っているかもしれません。
Held(ヘルト)では、市場ニーズに合わせた製品の設計をお手伝いさせていただきます。
開発や製造だけではなく、品質管理や法規チェックの徹底、販促支援などのアフターフォローまで全力でサポートさせていただきますので、是非ともお問い合わせください。