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投稿日:2025年7月1日/更新日:2025年7月1日
■はじめに
本記事では、OEM商品開発の差別化素材として注目を集める「水素」について、特にマイクロクラスター技術による高吸収・高安定性の効果を中心に解説します。
抗酸化作用や安全性を重視する市場ニーズに応えながら、OEMとしての採用メリットを具体的にご紹介します。
目次
水素は、宇宙で最も軽い元素でありながら、体内で発生する活性酸素を中和することで健康維持に寄与する物質として注目されています。
現代人が抱えるストレス、老化、生活習慣病など、あらゆる課題に対して根本的なアプローチを可能にする新素材です。
水素は悪玉活性酸素であるヒドロキシルラジカルと結びつき、無害な水に変換する性質を持ちます。
これにより、細胞の酸化ダメージを防ぎ、老化予防、美容、睡眠の質改善、代謝の正常化など多岐にわたる効果が報告されています。
水素水、サプリメント、水素吸引器など、関連商品は近年急増しており、美容・健康分野のトレンド素材として定着しつつあります。
エビデンスや技術力が伴った素材ほど市場で信頼を獲得しており、OEM市場でも需要は年々高まっています。
水素は、機能性と話題性を兼ね備えた素材として、OEM戦略における次の一手となり得ます。特にマイクロクラスター水素は、実感力・安全性・応用性のすべてを高水準で満たす素材として、今後ますますの活用が期待されています。
管理栄養士、博士(生物環境調節学)、専門は栄養生理学 千葉 大成
東京農業大学大学院博士課程修了後、国立健康栄養研究所、大学研究機関で、食と健康に関わる研究活動および教育活動に18年携わってきました。研究活動としては、機能性食品素材に着目した骨粗鬆症予防に関する研究を主に行ってきました。一方で、教育活動の傍ら、地域貢献セミナーや社会人教育にも携わってきました。
そういった研究・教育活動から疾病をいかに予防するかを考えるようになりました。つまり、薬剤で“病気にフタ”をすることで病気を抑えることよりも生活習慣(食事、運動、サプリメント)で“病因を流す”ことによって疾病を予防していくことを積極的に働きかけていきたいと考えるようになりました。
2000年東京農業大学農学研究科博士後期課程修了後、2018年まで大学教育研究機関で主にフラボノイドによる骨代謝調節に関する研究に従事した。