コラム

Column

投稿日:2021年3月5日/更新日:2023年6月14日


【製品開発者必見】化粧品OEMの小ロット発注やメリット、流れを解説
化粧品開発
  • 新規性の高い原料を配合した化粧品を製造販売したい。
  • 化粧品OEM(受託製造)を小ロットで製造してくれるメーカーを探している。
  • 自社のオリジナル製品を製造したいが、手間を省くため他社に発注をしたい。
  • 化粧品の原料が特殊なためイメージ通りのOEM(受託製造)を引き受けてくれるメーカーがない。
  • 自社製品の容器・パッケージや製造方法が専門的なために小ロット規模で申請できるOEM(受託製造)メーカーが見当たらない。

 
化粧品OEM(受託製造)に関して、こういった悩みをお持ちの企業も多いのではないでしょうか。また、用意した費用が少ないにも関わらず依頼時に希望価格と相違があって契約破棄になることや、品目・原料の都合で小ロットOEM(受託製造)の依頼は対応してくれないメーカーもあることでしょう。
 
今回は、化粧品OEM(受託製造)を小ロットで製造申請することについて解説をするため、ぜひご覧ください。
 

製品開発に欠かせない!?化粧品OEM(受託製造)の必要性とは

化粧品のモックアップ

まず、「OEM(受託製造)」とは他社に製造の依頼を申請することを示します。例えば、自社が開発した化粧品の生産を発注したい場合。OEMを受け持つメーカーに依頼しなければなりません。
 
化粧品の製造販売には、製造販売の許可を受けた者があらかじめ品目ごとの届け出が必要です。さらに、厚生労働大臣が指定する成分を含有する化粧品は、品目ごとの承認が必要となります。
 
おまけに、医薬部外品として扱われる化粧品の販売は一般小売店でも可能ですが、化粧品の製造においては届け出が必要という条件のため、製造そのものを自社で行うには難しい部分もあります。時間や費用の問題があり、新規工場の設立ができない場合もあるでしょう。
 
上記の問題を解決するため、小ロットから化粧品OEM(受託製造)を担うメーカー。例えば、弊社が化粧品OEM(受託製造)を引き受ける立場に該当します。また、新規の製品開発には欠かせないOEM(受託製造)には、さまざまなメリットがあります。
 

小ロットで化粧品OEM(受託製造)を発注・依頼する利便性とは?

大量に並ぶ化粧品

化粧品OEM(受託製造)を小ロットで発注・依頼するメリットとして、以下が挙げられます。
 

  • 初期費用を抑えることができる上、コストカットが可能。
  • 検討中の企画や製品のテストをすることで失敗のリスク回避が可能。
  • 試作や成分の配合に迷っている時、サンプルの作成を気軽に依頼できる。
  • 化粧品OEM(受託製造)の専門家が携わるため、企画から製品化までの実現がしやすい。
  • オリジナル製品のデザインやラベルで悩む時、OEM(受託製造)担当企業が提案してくれる。
  • 小ロット製造の場合、在庫を抱える心配が少ないため倉庫費用を削減できる。

 
まず、化粧品OEM(受託製造)の小ロット製造の場合、初期費用を抑えられます。なぜなら、ロット数を増やすほど初回から支払う金額が増えていくからです。もちろん、商品1個あたりの単価を抑えるために小ロットではなく、大量に発注することも良いでしょう。
 
ロットが増えれば商品1個あたりの単価は下がりますが、在庫や保管費といったリスクが伴ってきます。そのため、特に販売の先行きの見えにくい新商品開発においては小ロットで依頼して、できる限りリスクを低く抑えるほうが良いでしょう。
 
また、検討中の企画や製品テスト・サンプル製造・試作や配合成分で何度も調整を行いたい場合も、小ロット製造が可能な化粧品OEM(受託製造)企業を活用することを推奨します。
 
当然、化粧品OEM(受託製造)の企業には企画から開発が得意な専門家が在籍しているため、非常に効率よく生産ができる可能性が高いと言っても過言ではありません。
 
OEM(受託製造)企業には、化粧品・化粧水・美容液のコンセプトに合わせたパッケージの提案や、生産条件にこだわりがあり納期を早めたい場合などでも、柔軟に対応してくれるプロが集結しています。
 
そのため、小ロットの依頼も見積もりから発注決定までスムーズに行ってくれます。美容に使われる化粧品のサイズ感や品質の保持に奮闘し、テストマーケティングを行いたい企業にとっては、大変便利な仕組みですよね。
 
化粧品OEM(受託製造)を小ロットで依頼後、必要最小限の分量を発注することより、無駄な管理費用を減らしながら、希望通りに化粧品販売を実現できることでしょう。
 
ただし、ロット数が少ないと割高になり、パッケージ・化粧箱の資材の選択肢が狭くなることがあります。開発商品の適正なロットを吟味するうえでも、知見を持った化粧品OEM(受託製造)企業に依頼するとメリットは多いことでしょう。
 

【小ロットの製造も担当】化粧品OEM(受託製造)委託を担う弊社について

ファイルを持つキャリアウーマン

弊社は化粧品・健康食品のOEM(受託製造)メーカーであり、多様化する消費者のニーズに対応するため、小ロット・大ロットの化粧品製造を担います。企画から製造、商品化までの流れをワンストップでサポートさせていただく【株式会社Held(ヘルト)】と申します。
 
特に、化粧品シリーズの製造・生産に力を注いでおり、お客様のニーズに応えるため日々研究を重ねております。OEM(受託製造)の専門家であり、プロフェッショナルの立場でいられるよう精進しております。
 
長年の化粧品・健康食品のOEM(受託製造)経験を最大限活かしながら委託を承ります。小ロットからのご依頼も承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
 

化粧品OEM(受託製造)開発の流れ

試験管で開発する

以下に、大ロット・小ロットの化粧品OEM(受託製造)の流れを記載いたします。
 

お打ち合わせ

お打ち合わせは、直接のご面談以外にも、電話(TEL)やメール、Webを通じてのTV面談などを通じても行えます。化粧品生産のご依頼を検討されている企業のヒアリングを行い、小ロットの個数・希望価格・こだわり・OEM(受託製造)を担う際のご条件などを丁寧におうかがいします。
 

試作品の製造

化粧品OEM(受託製造)のためのヒアリングを終えた後、小ロット・大ロット問わず試作品を製造いたします。化粧品のテストを行いながら改良を重ねていくことが可能です。
 

製品仕様の検討

製造した化粧品をどのようなパッケージ・容器・化粧箱に包装するか、ご希望をうかがいます。こちらも小ロット・大ロット問わず対応いたします。
 

製品処方の決定

化粧品OEM(受託製造)において、化粧品の処方や製品状態・貴社のこだわりポイントが定まりましたら、見積もりを作成。なお、この際は小ロット・大ロットなどの数量もうかがいます。
 

ご契約

化粧品OEM(受託製造)の見積もり内容・発注量が確定し、相互が承諾した際にはご契約の締結を行います。もちろん、弊社は化粧品OEM(受託製造)として全力で貴社のサポートをいたします。
 

資材手配

弊社は化粧品OEM(受託製造)として、各種法令に合わせて表示内容の校正及び資材手配を行います。小ロット・大ロットどちらでも対応いたします。
 

製造

貴社担当のOEM(受託製造)企業として、実際に化粧品製造を行います。弊社はOEM(受託製造)業界の小ロット・大ロット生産を担う役割として最善を尽くします。
 

納品

化粧品完成後、貴社に製品をお届けいたします。個人様の場合はご自宅等が宛先となりますが「小ロットだから」等と手を抜くことはなく、心を込めて納期通りに納品させていただきます。
 
上記が化粧品OEM(受託製造)の小ロット・大ロットの製造申請の一連の流れとなります。弊社は貴社にお力添えできるよう尽力いたします。
 

まとめ

化粧品OEM(受託製造)を小ロットで依頼する利便性・必要性について解説いたしました。大ロットの発注だけでなく、小ロットの発注にもさまざまなメリットがあります。また、必要性を感じる企業も多いことでしょう。
 
【株式会社Held(ヘルト)】は、小ロットの製造も承っております。ぜひ一度、小ロットからでもご相談くださいませ。
 
数多くの実績を持つ当社独自のノウハウで、お客様の多様なニーズに応じた、商品開発と製造に関する最適な提案をいたします。